| タイトル | 通信路状態が未知の選択再送ARQに関する一考察 |
|---|---|
| 著者 | 前田康成 、吉田秀樹 、鈴木正清 、松嶋敏泰 |
| 年度 | 2009 |
| 形式 | 国内学会 |
| 分野 | その他 |
| 掲載雑誌名 | 第32回情報理論とその応用シンポジウム (SITA2009) |
| 掲載号・ページ | vol.32, no.2, pp.759-764 |
| 掲載年 | 2009 |
| 掲載月 | 12 |
| アブスト （日本語） |
学会名：第32回情報理論とその応用シンポジウム(SITA2009) 日程：2009年12月1日～12月4日 場所：山口県 査読無 DOI: 無し 通信路の誤り率を支配するパラメータに対応する通信路の状態が未知の場合のARQ（自動再送要求方式）に関する研究は数多くあり,いろいろな方式が提案されている．通信路状態が未知で受信バッファ容量が有限の場合の選択再送ARQ方式も提案されているが，従来研究ではスループットを最大化する選択再送 ARQ方式は提案されていない． そこで，本研究では最初に通信路状態が未知で受信バッファ容量が有限の場合の選択再送ARQのスループットの最大化をマルコフ決定過程の期待総利得の最大化問題として定式化できることを示す．次にその最大化問題を解くことによって，通信路状態が未知，受信バッファ容量が有限，かつメッセージブロックの送信回数が有限（送信者がメッセージブロックの送信を有限の$T$回行う）の場合の選択再送ARQのスループットの期待値を最大化するという意味で最適な選択再送ARQ方式を提案する． |
| アブスト （英語） |
There are many previous research on Selective-Repeat ARQ with unknown channel state. But the throughput has not been maximized theoretically in the previous research. So in this research we propose a Selective-Repeat ARQ method with unknown channel state which maximizes the throughput with reference to a Bayes criterion when the size of receiver buffer is finite. |
| 備考 （日本語） |
1 |
| 備考 （英語） |
1 |
| 論文原稿 |
 ダウンロード
|
| 発表資料 |
