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研究業績詳細

タイトル ランダム回答法におけるオンラインベイズ推定について
著者 須子統太 、堀井俊佑
年度 2015
形式 国内学会
分野 知識情報処理
掲載雑誌名 電子情報通信学会技術研究報告 COMP2015-23
掲載号・ページ vol. 115, no. 235, COMP2015-23, pp. 7-11
掲載年 2015
掲載月 10
アブスト
(日本語)
電子情報通信学会 コンピュテーション研究会(COMP)
2015年10月2日
法政大学市ヶ谷キャンパス・ボアソナードタワー25階会議室B (東京都・千代田区)
査読無
DOI:なし
https://www.ieice.org/ken/program/index.php?tgs_regid=1d3a51be31ec14a070b03e6789bf57b6b5a7d193c5cb58c9bcc55c4ef03c4e95&tgid=IEICE-COMP

本研究ではランダム回答法と呼ばれるデータ解析手法について扱う.これは近年注目を集めてるプライバシー保護データマイニングの基礎的なモデルのひとつで,アンケート調査等において,回答者のプライバシーを配慮する際に用いられる.回答者はサイコロのようなランダム装置を用いることで,確率的に質問のグループの中から質問を選択し,選択した質問に対し回答する.質問者は回答者がどの質問に回答したか分からないので,回答者のプライバシーが保護されるという仕組みである.このようなランダム回答法に関する研究は数多くなされており,様々なランダム回答法モデルのもとで,母比率を推定する手法に関する研究が行われている.他方,近年のデータ解析や機械学習ではベイズ推定が盛んに用いられている.これは推定量に頑健性があることが示されたり,様々な実用的な推定アルゴリズムが研究されてきたことに由来する.そのため,ランダム回答法モデルにおいても,多くのベイズ推定に関する研究が行われている.しかしながらその多くは一括型の推定アルゴリズムに関する研究である.そこで本研究では,ランダム回答法における逐次型ベイズ推定アルゴリズムを提案する.
アブスト
(英語)
In this paper, we treat the randomized-response technique. This is the estimation method for population proportion of a sensitive characteristic. The respondent selects a question from a group of questions by using a randomizing device. And the respondent answers the select question. The respondent's privacy is protected, because interviewer will not know which question is being answered. There are a lot of studies about estimation method for randomized response model. In this paper, we propose an online Bayesian estimation algorithm for randomized-response model.
備考
(日本語)
1
備考
(英語)
1
論文原稿
発表資料