| タイトル | A Universal Code Considering the Codeword Cost |
|---|---|
| 著者 | 吉田隆弘 、松嶋敏泰 、平澤茂一 |
| 年度 | 1998 |
| 形式 | 国際学会 |
| 分野 | 情報源符号化 |
| 掲載雑誌名 | Proceedings of International Symposium on Information Theory and Its Applications (Mexico) |
| 掲載号・ページ | pp.165-168, Mexico City, Mexico |
| 掲載年 | 1998 |
| 掲載月 | 10 |
| アブスト （日本語） |
学会名：1998 International Symposium on Information Theory and its Applications (ISITA1998) 日程：1998年10月14日～1998年10月16日 場所：Mexico City, Mexico ネットワーク上でデータの送受信にかかる時間の短縮や，ハードディスクなどの記 憶装置により多くのデータを記録するために利用するデータ圧縮（符号化）の一つ に，プログラムや文章のファイルなど一度符号化した後も，完全にもとのデータに戻 る必要があるデータを対象にした無歪みデータ圧縮がある．無歪みデータ圧縮の基本 的な目的としては，データを符号化したときの符号語長（ビット長）を短くすること を目的としている．また，データの出現頻度(情報源の確率構造)があらかじめ分かっ ている場合は，その圧縮限界(平均符号長の下限)が情報源のエントロピーレートで与 えられることが情報源符号化定理としてよく知られている．この場合，符号語の一記 号あたりに必要な記憶容量あるいは伝送時間(コスト)が均一であることを仮定してい ることになる．しかし，符号語一記号あたりに必要なコストが不均一になる場合も考 えられる．例えばCDに記憶させるときに，同じ記号を連続して使うと同期がとれなく なってしまう．この場合，符号語に用いる記号に不均一なコストを仮定するほうが妥 当である．したがって，符号語の平均コストを小さくすることを目的とした符号が要 求される．本研究では，情報源がパラメトリックなクラスで，そのパラメータが未知 な場合，符号アルファベットの各記号に不均一で加法的なコストを仮定した符号につ いて考え，ミニマックス，マキシミンおよびベイズ基準に基づいたユニバーサル符号 の圧縮限界を導いた．この限界は，コストが不均一な場合のデータ圧縮アルゴリズム を設計する際の指針として役立つ． |
| アブスト （英語） |
In the problem of source coding, it is important to cosider the cost of codeword. We shall discuss a universal noiseless code considering the codeword cost. Universal noiseless coding is any asymptotically optimum method of source coding when the parameters of the probabilistic model of a source are unknown. Firstly, for the dissrete and finite code alphabet with symbols of unequal cost, we define several performance measures for universal coding , and find necessary and sufficient conditions for universal coding . Secondly, for the dissrete and infinite code alphabet with symbols of unequal cost, we show the source coding theorem, define several performance measures for universal coding , and find necessary and sufficient conditions for universal coding . Finally, we discuss the similarities and differences between the universal code for the code alphabet with symbols of unequal cost and that for the code alphabet with symbols of equal cost. |
| 備考 （日本語） |
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| 備考 （英語） |
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| 論文原稿 | |
| 発表資料 |
