タイトル | Tailbiting 畳込み符号の復号アルゴリズムに関する一考察 |
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著者 | 岡野洋平 、小泉大城 、松嶋 敏泰 |
年度 | 2004 |
形式 | 国内学会 |
分野 | 通信路符号化 |
掲載雑誌名 | 電子情報通信学会技術報告 |
掲載号・ページ | vol.104, no.229, IT2004-26, pp.47-52 |
掲載年 | 2004 |
掲載月 | 7 |
アブスト (日本語) |
学会名:電子情報通信学会技術研究報告IT2004 日程:2004年7月22日 場所:不明 事後確率最大(MAP)復号により誤り訂正を行う場合,符号の確率モデルのグラフ表現に複数のループが存在すると,確率伝播型の復号アルゴリズムの出力は近似事後確率となる.このような場合, アルゴリズムの収束性は保証されず,確率伝播スケジュールと事後確率の近似精度との関係などの復号特性の解析は非常に困難である.しかし,Tailbiting(TB)畳込み符号のように,グラフ表現が1 ループのみからなる場合は,Lauritzen の三角化を用いることで,現実的な計算量で正しい事後周辺確率を求めることができる.本研究ではこのことを利用して,拘束長に対する系列長が短い場合に焦点を当て,TB 畳込み符号に並列型確率伝播アルゴリズムを適用して復号した際の反復計算ごとの近似事後確率と正しい事後確率とのKullback-Leibler(KL)情報量の挙動を調べることによって,並列型確率伝播アルゴリズムの近似精度による復号特性を考察する. |
アブスト (英語) |
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備考 (日本語) |
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備考 (英語) |
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論文原稿 | |
発表資料 |