| タイトル | 鍵配送センターの秘密情報の漏洩を考慮した情報量的に安全な鍵事前配布方式の一検討 |
|---|---|
| 著者 | 吉田隆弘 、地主創 、松嶋敏泰 |
| 年度 | 2010 |
| 形式 | 国内学会 |
| 分野 | 情報セキュリティ |
| 掲載雑誌名 | 電子情報通信学会技術報告 |
| 掲載号・ページ | vol.110, no.442, IT2010-112, ISEC2010-116, WBS2010-91, pp.289-294 |
| 掲載年 | 2011 |
| 掲載月 | 3 |
| アブスト （日本語） |
学会名：電子情報通信学会 情報セキュリティ研究会(ISEC) 日程：2011年3月3日～2011年3月4日 場所：大阪府 情報量的に安全な鍵事前配布方式では，鍵を配布する機関の鍵配送センターが初期設定時に秘密情報を生成するため，何らかの事故や災害などによってこの秘密情報が漏洩する恐れが考えられる．しかし，従来の鍵事前配布方式の安全性は，複数の不正な参加者の結託攻撃に対して定義されており，上記のような情報漏洩を考慮に入れた安全性の定義にはっていない．そこで本稿では，任意の$t$人のユーザに対する鍵の共有が可能な$t$会議鍵事前配布方式において，鍵配送センターの秘密情報が結託した参加者に漏洩する場合を考慮した安全性を新たに定義する．次に，この安全性を満たす$t$会議鍵事前配布方式における参加者の記憶容量と通信量の各下界をそれぞれ導出し，それらの下界を達成する最適な構成法を示す．この構成法は，従来の安全性を有する構成法を用いることで実現できる． |
| アブスト （英語） |
A key distribution scheme (KDS) is a method of distributing secret keys in the network. In the conventional KDS, the security model was defined for collision attack by using the available information of centers and users. In this study, we define a KDS based on a new security model considering leakage of secret information of key distribution centers as well as collusion of centers and users. In our definition of KDS, we derive lower bounds on memory sizes and amount of received information of each entity, and show the concrete construction that meets corresponding lower bounds. |
| 備考 （日本語） |
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| 備考 （英語） |
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| 論文原稿 | |
| 発表資料 |
