| タイトル | アービターPUFに対する安全性の評価 |
|---|---|
| 著者 | 石井智 |
| 年度 | 2010 |
| 形式 | 卒業論文 |
| 分野 | 情報セキュリティ |
| 掲載雑誌名 | 早稲田大学卒業論文（応用数理学科プロジェクト研究） |
| 掲載号・ページ | |
| 掲載年 | 2011 |
| 掲載月 | 3 |
| アブスト （日本語） |
近年，デバイス内の不揮発性メモリに秘密鍵を格納しておくことは，物理破壊攻撃やサイドチャネル攻撃等によって漏洩してしまう可能性がある．その解決法としてPhysical Unclonable Functions(PUF) が提案された．これまでにPUF に対する様々なモデリング攻撃が提案されてきたが，PUF の安全性の指標が明確に定義されていなかったため，従来提案されている全ての攻撃に対して安全なPUF を作成しても，安全性の指標がないため，今後そのPUF に対して有効な攻撃が提案される可能性が考えられ，安全性を評価することはできないと考えられる．そこで，本論文では，半導体上に形成されるシリコンPUF の代表的な例であるアービターPUF の安全性の評価基準をベイズ決定理論に基づいて定めた．また， Ruhrmairらによって提案されたPUF のモデルに対しては，ベイズ基準のもとで 最適な攻撃をすることが解析的に困難のため，PUF の遅延差にノイズを加えたモデルに対して，ベイズ基準のもとで最適な攻撃を行い，シミュレーションで攻撃成功率の変化を示し，その攻撃成功率を安全性の指標とした． |
| アブスト （英語） |
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| 備考 （日本語） |
本論（研究室内のみアクセス可能） |
| 備考 （英語） |
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| 論文原稿 | |
| 発表資料 |
