タイトル | 相互情報量最大に基準を置くユーザインタフェースの効率化 |
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著者 | 鈴木譲 、松嶋敏泰 、稲積宏誠 、平澤茂一 |
年度 | 1988 |
形式 | 論文誌 |
分野 | 知識情報処理 |
掲載雑誌名 | 電子情報通信学会論文誌 |
掲載号・ページ | vol.J72-A, no.3, pp.517-524 |
掲載年 | 1989 |
掲載月 | 3 |
アブスト (日本語) |
査読:不明 DOI:不明 質問応答回数最小をねらいとするインタフェース設計の問題は,過去のユーザの応答履歴から次にどの質問を与えて,いつまで質問を続けるかの基準を設定する.パターン認識における特徴選択順序と打切り規則の問題として帰着できる.従来のこの問題への対処は,いずれも平均誤り率を基準に検討されてきた.しかしながら,ここで扱うインタフェースの効率化の問題では,想定するパターン数が多く,アクセプトまでのステージ数が大きいため,途中段階での平均誤り率が指標としての意味をもたなくなる.そこで本論文ではこのために,相互情報量最大を基準にすることによってステージごとに残留するパターンを最小に絞り込む,新しいクラスの質問選択と打切りについて提案している.その結果,シミュレーションによって有効性を評価するだけでなく,各ステージで得られる平均の情報量が単調に減少する点,大局的に平均誤り率の最小化を図っている点などの,従来手法にはない重要な性質が導かれている. |
アブスト (英語) |
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備考 (日本語) |
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備考 (英語) |
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論文原稿 | |
発表資料 |
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