タイトル | 相異なるハフマン符号が構成される2値無記憶拡大情報源の分類に関する一検討 |
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著者 | 吉田隆弘 、地主創 |
年度 | 2014 |
形式 | 論文誌 |
分野 | 情報源符号化 |
掲載雑誌名 | 電子情報通信学会論文誌 |
掲載号・ページ | vol.J98-A, no.3, pp.284-295 |
掲載年 | 2015 |
掲載月 | 3 |
アブスト (日本語) |
本論文では,2値無記憶拡大情報源に対するハフマン符号について考える.2値無記憶n次拡大情報源に対してハフマン符号化を行った場合,構成され得る相異なるハフマン符号は複数個存在する.従来研究によって,相異なるハフマン符号が構成される2値無記憶拡大情報源の各条件が検討されている.本論文では,n=2の場合には2個,n > 2の場合には2n-1個の相異なるハフマン符号に対して,各符号が構成される情報源の厳密な各条件を示す.また,これらの相異なるハフマン符号は,従来検討されているハフマン符号を含む. |
アブスト (英語) |
We consider characteristics of Huffman codes for extended binary memoryless sources. The construction of Huffman codes consists of two parts. In the first part, a reduced source is created by sorting the source symbols in decreasing order of its probability, combining the two least probable source symbols into a single symbol, and re-sorting the new set in decreasing order. By repeating this process until there is two symbols remaining, a series of reduced sources is created. In the second part, a code tree is generated from the series of reduced sources created in the first part. Therefore the Huffman code is designed uniquely from a sequence of position of the combined symbol in each reduced source. In this study, we consider characteristics of this sequence for binary memoryless sources, and present conditions of binary memoryless sources that a different Huffman code is designed. |
備考 (日本語) |
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備考 (英語) |
3 |
論文原稿 | |
発表資料 |
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